ヨーロッパでは美しい山の景色と、数多くの冬のアクティビティが満喫できます。アルペンスキー、ノルディックスキー、アイスクライミング、スノーボード、スノーシューイング(スノーシューと呼ばれる西洋版カンジキを履いて雪上を歩くスポーツ)、アイススケートなど、アウトドアスポーツ好きの方には楽しみが盛り沢山です。冬を暖かく過ごしたい方は、炉辺で座り心地の良い椅子に腰掛け、温かい飲み物と読書をお楽しみください。
 

スカンジナビア
スカンジナビアでアイスフィッシング、ドッグスレッド(犬ぞり)、スノーモービル・サファリに続くものといえば何でしょう?サウナでリラックスした後に氷水に飛び込んだり、あるいは雪の上を転げ回ったり……頭から爪先まで元気がみなぎってきます。

スウェーデンの家族向けリゾートはあらゆる技術レベルに対応していて、お子様のアトラクションから大人向けの難しいものまで完備しています。スノーモービルツアーは体力に関係なく、どなたでもスリルを味わうことができます。ここでは誰もが壮大な冬の大自然を味わうことができます。運が良ければ北極光(オーロラ)も見られるでしょう!

ノルウェーには世界的に人気の高いスノーボード場がいくつかあり、入念に手入れされたフィールドでは、最大の楽しさを味わうことができます。もっとスリルを味わいたい方は、高性能の凧とスキーまたはスノーボードを融合させたスノーカイトが興奮の絶頂にいざないます。スピードとスリルが上り下りします!

フィンランドの冬は、様々な雪ならではの娯楽でいっぱいです。20世紀前半に流行し、ブームが再燃しているキックスレッドに挑戦してみては?美しい犬達に引っ張られて活気あふれる田園地方を巡るドッグスレッド・サファリも忘れられない体験です。自分で犬を操ることができます。

アイスランドの氷河をスノーモービルで回る、あるいは火山の斜面をスキーしているご自分の姿を想像してみてください。疲れた筋肉を癒してくれるのは、きらめく雪に囲まれた天然の温泉です!

カルパティア山脈
カルパティア山脈はアルプスに次ぐヨーロッパ最長の山脈で、人混みを離れてウィンタースポーツを楽しめる場です。スキー、スノーボード、あるいはトレッキング……チェコ共和国では、保護区や国立公園の中でいろいろなことが楽しめます。「多様性こそが人生のスパイス」を心得た国スロバキアに来たなら、どんなにスキーが上手な方もスノーチュービング(タイヤのチューブで雪上を滑るスポーツ)やスノーラフティング(スノーモービルが引っぱるゴムボートに乗るスポーツ)、バンジーカタパルト(ゴムロープに固定した身体を道具を使ってジャンプさせるスポーツ)、あるいはボブスレーにトライしてみましょう!スキーツーリング、登山や高山でのスキー、登山スキーのミクスチャーは、スロバキアでも人気です。またスノーボード、アイススケート、ドッグスレッドも楽しみ放題です。ポーランドのマズール地方には、アルペンスキーとノルディックスキー両方の設備があります。ルーマニアにも幾十ものスキーリゾートがあり、様々な難易度のコースが用意されています。

アルプス山脈
一口にアルプスと言っても、この壮麗な山脈は、スイス、スロベニア、イタリア、ドイツ、フランス、オーストリアまで連なっています。

ありのままの自然を残すスイスの景観に囲まれて興じる最上級のウィンタースポーツは、素朴な楽しみがしっかりと味わえます。想像してみてください。雪に覆われた静かな森林を行くスノーシューイング。ピストの頂上から眺める息を呑むような山々。シルス湖の湖上で馬ぞりに乗れば、ロマンティックな気分になることでしょう。ケーブルカーでしか行けないベットマーアルプ。スロープでスイスチョコレートを口に入れて、元気をつけてください。

ブーツ状のイタリアの半島には、あちこちにメジャーなスキーリゾートが遍在しています。グラン・パラディーゾからマッターホルンまで、あるいはモンブランからモンテローザまで素晴らしいアルペンリゾートが連なり、ドロミテアルプスの「ドロミテ・スーパースキー」ネットワークには12のスキーエリアがあります。ローマの東に位置するグラン・サッソには、16のリフト数を誇るカンポフェリーチェ・スキーリゾートがあります。カラブリアには、35キロのクロスカントリースキーを楽しめるシーラ・マッシフがあります。

オーストリアでのスキーも最高ですが、数多くの魅力的な山村を訪れるのも楽しいものです。キッツビュールの13世紀の家屋や、壮観な山のくぼみに佇むチロルのインズブルックは、スキーの合間を過ごすには魅力的な場所です。またオーストリアは、かの伝説的なハンネス・シュナイダーをはじめ数々の著名なスキースクールやインストラクターを輩出しています。シュナイダーらはオーストリア、カナダ、そして米国にもスキースクールを開校しています。

ババリア・アルプス(ドイツ)のガーミッシュ・パーテンキルヒェンは初心者や中級レベルのスキーヤーにはもってこいのスキーエリアで、その近くにはロマンティックな古城からミュンヘンのグロッケンシュピールまで素晴らしい観光スポットが満載です。スロープの種類が最も多く、ノルディックスキーにも優れたコースを誇るのはドイツ最大のスキーエリア、クラインヴァルザータールです。

男女スラロームおよびジャイアントスラロームのワールドカップが毎年開催されるスロベニア。ここは、スキーヤーを喜ばせてくれる国です。あらゆるレベルに適した地形を持つツェルクノ・スキーセンターは、家族連れの方々にピッタリです。最近改築されたボーゲルセンターはスロベニアでも最も高地に位置するスキー施設の1つで、シーズンの終わりに楽しむには最適のスキー場です。

フランスでスキーを楽しむなら、登山と荒野でのスキーを混合させたスキーツーリングはいかがでしょうか?スキー以外なら、メタビーフで木々の間を進む冬のアドベンチャーコースやRousses Fortの地下トンネル探検、あるいはスキーに乗り馬に引かれて平面を進むスキージョーリング(馬に引かれて行うスキー)にトライしてみましょう。

南部でのスキー
スペイン、シエラ・ネバダ山脈のスキー場は、温暖な海から1時間以内の距離に位置します。Baqueira Bereなどカタロニア地方のピレネー山脈スキーリゾートは高度なスキー技術を要しますが、アラゴンにあるピレネーのスキー場は中級レベルや年齢の低いスキーヤーに適しています。

ギリシャにある何百という山々の中でも最も高く、ギリシャ神話に登場する「神の街」として知られているのがオリンポス山(マケドニア)です。ギリシャの多様な山脈環境は、その多くが国立公園として保護され、近年のインフラ整備によって、スキーなどのウィンタースポーツやハイキングの理想郷となっています。