イタリア半島の中部に位置する小国サンマリノには、歴史と文化の魅力溢れるスポットが満載。
美しく雄大な田舎の景色を楽しむために、サンマリノには毎年沢山の観光客が訪れます。ティタノ山の頂上からの見おろす景色、マレシア渓谷上流の穏やかな丘や、サン・レオの荘厳な要塞、カルペーニャ山など、楽しめる場所が多くあります。アドリア海沿いには、ラベンナからガビッチェ・マーレ(ガビッチェ海)まで、ビーチが広がっており、その雰囲気は独特。天気が良い日には、サンマリノ建国者の祖国であるクロアチアの沿岸まで見渡すことができます。
サンマリノは第2次世界大戦中、中立国の立場を取っており、10万人以上の難民を受け入れていました。それにも関わらず、旧市街は深刻な被害を受け、多くの重要建築物などが破壊されてしまいました。その中には、山の側面に建てられた要塞や、聖バジリカ、聖マリノ(サンマリノ)と聖レオが眠る聖ピエトロ教会、聖フランチェスコ教会、カプチーニ教会や国立美術館などの貴重な文化財もありました。旧市街中心の広場、ピアッツア・デラ・リベルタに建つ政府機関の建物は、建築家ガエ・オーレンティにより修善され、議会やサンマリノ共和国の首長らの家として使用されています。旧市街の路地を歩いていると、中世に建てられた家々や小さなつり庭、花が溢れるバルコニーなど、驚くほど素敵な場所を発見できるでしょう。
世界初の共和国サンマリノは1700年の歴史を持ち、イタリアの心臓部に位置しています。ローマ法王やあのナポレオンも、大昔から、サンマリノが持つ自由の証を尊重してきました。主要な各国際機関のメンバーである同国は、国際連合機構(UN)や欧州評議会などでも、平和と人権利を守る役割を担っています。毎年10月1日と4月1日には、旧市街で、国の首長ら2人の叙任式が行われます。また、9月3日は、建国の父サンマリノを称える日で、サンマリノの故郷であったクロアチア・ラブ島特有の石弓競技や旗投げ、様々なパフォーマンスが一日中続きます。